c-niconico’s blog

「摂食障害」とお付き合いすること9年目。25歳の私の日記、記録(*‘ω‘ *)

旅行もセラピー?

こんばんは。

 

先日、知り合いから言われて

びっくりしたことが…(・o・)

 

旅行もセラピーになるんだね~。

自分で自分に合った方法を自然と選んでいるのかもしれないね。」

 

…ん!?

旅行もセラピー…?

 

 

私は大学生の頃から海外旅行が趣味になっていて…

いつも旅行に出ると、

自分を客観的に見つめる時間を穏やかに持つことができたり

頭の中にある、言葉にならなかったモヤモヤが言葉としてまとまってきたり

視野が広く持てることで、周囲と比較しない練習をすることができる気がしてた。

 

キッカケは、17歳の時、初めて訪れたNY。

現地に住んでいた日本人から、

「NYってね、決して広くはないけれど、ここだけで約120か国の人が住んでいるんだ。」

って聞いた。

 

通りを歩いているだけで、色んな国の人とすれ違う街。

人種も違えば、聞こえてくる言語も違う。

通りが変われば、国が変わるような感覚。

「世界は広い…!!!私が見ていた世界は狭くないか?

「私は自分の周りのごくわずかな対象とだけしか比較してないのでは?

自分の目に映る、ごくわずかな対象とだけ比較することに何の意味が?」

 

すごくすごく衝撃だった。なんとも言えない刺激。

自分の信じているものが本当に正しいのか、自分自身に問いかけられた。

 

それから、定期的に

自分の視野を、価値観を、広げたくて

自分の中に存在する「過食モードの私」と「拒食モードの私」の2人と対話する時間を求めて、

旅行に出るようになった。

 

「本当はどうしたい?」

 

冷静に2人に問いかけられる時間。

 

知らない土地を歩きながら、頭の中に溜まったモヤモヤしたものを整理していく。

 

さらに…海外に出ると、時差がある。

私の中で「夕飯は18時まで!」とか勝手に決め込んでいたルールが通用しない…

というか、日本の時間と現地の時間のどちらに合わせていいものか

よく分からなくなる(+o+)

「あれ?私がどうしても譲れないルールって何基準?

 

そういう時間を設けられるように、行動を変えて仕向けること…

頑固なルールで縛り付けられた私にとっては「旅行」が

その鎖を和らげる手段の1つになっているんだと思う。

 

旅行がセラピー」…そう言われて何とも言えない小さな感動を私は感じた。

 

何が正解っていう、決まった答えはないけれど

もしかしたら、私たちが普段何気なく、苦しいことなくラクにできていること、

気分が落ち着いていられること、そういう1つ1つのものすべてが

その人それぞれに合った、セラピーの役割をしてくれているのかも…。

 

なんだかそう思うと、やっぱりそれぞれに合ったやり方、向き合い方があって

手段(治療方法)は1つじゃないんだろうなあって

少し気持ちが楽になれた気がした☆彡


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